結核予防会
結核予防会

公益財団法人 結核予防会

「結核って今もあるの?」そんな質問が出るほど結核は過去の病気と思われがちです。明治から昭和20年代までは結核を発病する方が多く、結核は「亡国病」と恐れられていましたが、国と民間団体が協力して予防や治療に取り組んだ結果、大きく減少しました。しかし、今でも1日に28人が結核と診断され、4人が亡くなっています。結核は新型コロナウイルスと同じように人から人にうつる感染症で、発見が遅れると、重症化や集団感染につながりかねません。世界では対策の遅れや貧困から、多くの人が結核で命を落としています。結核予防会は国内の対策で培った技術や知識を活かし、世界から結核や胸の病気をなくす活動に取り組んでいます。

結核で苦しむ人のいない世界を実現する

結核という病気を正しく知ることが、一番の予防です。そのため、教育広報資材を作成し、病気への理解と予防の大切さを伝えるための活動(キャンペーンや講習)を行っています。また、研究・対策・普及啓発を担う人材の育成に力を注いでいます。

3,000円あればできること

3,000円あればできること

【3,000円で1人の医師にX線画像の読影研修を実施できます】

レントゲンは、結核を早期に見つけるために欠かせない大切な機材です。 しかし、多くのザンビアの医療施設には、まだ十分なレントゲン機材が整っていません。 私たちは、機材を届けるだけでなく、正しい使い方や撮影・診断の方法、そして機材を長く使うためのメンテナンス技術まで、包括的に支援しています。 一台のレントゲンが動き続けることで、命を救える人が確実に増えていきます。

10,000円あればできること

10,000円あればできること

【結核の正しい知識を普及するパンフレットが1,000部作成することができます】

日本では患者数が減少し、結核への関心が低下しています。 毎年最新の結核の情報と病気についてわかりやすく説明したパンフレットを全国各地へ配布して普及啓発により力を入れていくことができます。

50,000円あればできること

50,000円あればできること

【ネパールで出張健診を行うことができます】

ボランティアの呼びかけで2日間に約500人の住民が集まり、結核や高血圧の検査を受けることができます。 こうした健診の機会を通して、病気を早期に発見し、早期治療につなげることで、地域の人々の健康を守ることができます。