「路上脱出・生活SOSガイド」アップデートプロジェクト

「路上脱出・生活SOSガイド」アップデートプロジェクト

ビッグイシュー基金

ビッグイシュー基金

寄付金額

281,589

140%

目標 200,000円

集計日 2021年10月29日

※査定後に金額の反映を行いますので、リアルタイム更新ではございません。反映まで1週間前後かかる事予めご了承くださいませ。

終了

プロジェクト概要

「路上脱出・生活SOSガイド」は、路上生活する人、生活に困窮する人が生きのびて自立・自活できるために活用できる情報を一冊にまとめたものです。新型コロナウイルス感染拡大に伴って、「ガイド」への請求が増加する一方で、利用できる行政支援や民間団体の活動内容や時間、範囲なども変更されています。アップデートされた情報をより多くの人へ届けるため、「路上脱出・生活SOSガイド」の改訂、増刷が必要です。

どうして

ビッグイシュー基金への相談はコロナの影響で増加しており、住まいや仕事を失い、路上で生活せざるをえない人が今後も増えていくことを危惧しています。

厚生労働省の調査では、ホームレスの人の数は減少しているという報告もありますが、調査方法は、路上や駅舎などに野宿している人を目視で確認するというものが中心です。自らの住まいがなく、ネットカフェや友人宅、旅館やホテルなどで寝泊まりしている「広義のホームレス状態の人」は反映されません。

ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果
厚生労働省「ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果」よりビッグイシュー基金作成

公園にブルーシートで小屋を作るような方は減ったかもしれませんが、自らの住まいで安心して生活することができない人が増えている可能性を感じています。こうした状況を踏まえ、より多くの方へ「路上脱出・生活SOSガイド」を届けたいと思っています。

なにを

「路上脱出・生活SOSガイド」は、ホームレス状態の人や、生活に困窮する人が、自らその解決の道筋を選んでいける情報ツールです。

ガイド東京23区編の内容より抜粋

食べ物がない、体調がわるい、泊まるところがない、仕事を探したい、今すぐ仕事がしたい、生活保護を申請したいなどと思ったとき、どうすればよいのか?を具体的に書いています。また、依存症やDV、虐待や借金など、路上生活者以外も活用できる相談先情報についても記載しています。 2009年から累計13万冊以上を、全国各地で配布してきました。そしてこの配布は、われわれ支援団体だけではなく、市民のボランタリーな活動によって広げることができました。新しい「ガイド」をつくることで、ホームレス状態の人、生活にお困りの方、市民とともに、貧困問題に取り組むことができれば、と願っています。

どうやって

このプロジェクトで集まったお金で、内容の刷新と増刷をすることにより、正確な情報をより多くの方に届けることができます。またそのガイドを当事者、市民に広く無料でシェアすることで、ホームレス状態の人、生活に困窮する人の多様な自立・自活を応援できればと考えています。 皆様の応援をどうぞよろしくお願いいたします。